３．１１

あの悲しい大災害から１年が経った。

本来ならば、俺は今日はこの事には触れずに他の事を書くつもりでいた。

他の方々も同様に震災に関連した記事を書く事は分かっていたから。

だからと言う訳では無いが、細かくは書くつもりは毛頭無い。


マスコミ等も、この時ぞとばかりに暫くやってなかった”募金の御願い”なんかをやっている。

特集も組んだりもしている。

だが、レポートしては見れる物もあったりはするが、何処まで被災した方々に対して思い乍ら取材をしたかが伝わって来ない。

記事にする事で、逆に愚弄する事になるのではないかと思ったりもした。

俺は元宮城県民であり、今でも仙台の中心部には仲間もいる。

そんなに被害が出ていない様に見えた仙台中心部でも、去年の１１月現在の状態では目にするだけで涙がこぼれたし、辛い気持ちは消え去る事は無かった。

本当に今日は震災から１年が経ったけど、あくまでも通過点。

中心部は何事も無かった様な明るさを取り戻したかの様にも見える。

実際はそうではない。




イカン・・・イカン。

本当にとりとめのない独り言になってしまう。


俺が言いたい事は、『言うが易し、するは難し』である。

自分で出来る事を、見えない形であっても少しずつ。

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